持っている経験やスキルによって、報酬には差が出てきます。価格交渉を効果的に進めるためにも、主なプログラミング言語の特徴と報酬の相場を知りましょう。
Javaは大規模な基幹系システムの開発から簡単なWeb開発まで対応できる、汎用性の高い言語です。サーバサイドとスマホアプリ開発で需要が高く、月額で60万円から85万円の報酬が見込めます。
PHPはオープンソースの汎用言語です。HTMLに埋め込んで使用できるため、Web開発に適しています。比較的歴史のあるWebシステムを運営している企業が採用していることが多い傾向にあります。またWebアプリで採用されることも多い言語です。見込める報酬は月額で約50万円から85万円です。
Pythonは機械学習、ビッグデータなどの分析で使用されることが多く、ここ数年、特に学習者に人気が出ている言語です。使用できるライブラリが豊富で、汎用性が高いのが特徴です。AIの開発など注目されている分野で使用されているために、今後Pythonは、需要が高まる可能性があります。見込める報酬は月額で約65万円から85万円です。
Rubyは日本で開発され、日本人にも学習しやすい言語として知られています。WebサイトをはじめとするWeb開発で使用されています。WebアプリケーションフレームワークであるRuby on Railsは軽量であるのが特徴です。スタートアップ企業の案件が多いのも特徴です。見込める報酬は月額で約50万円から85万円となっています。
JavaScriptはブラウザを動かすための言語です。フロントエンドの開発で使用され、HTMLやCSSと一緒によく使用されるのが特徴です。最近は、Webアプリ開発で使用されることが多くなってきています。見込める報酬額は月額で約55万円から80万円程度になります。